Lv100第四十八話
「カリダ -あゆみとエム-」
登場古生物解説(別窓)
 私の働いている動物園は周辺地域のなかでも大きいほうで、大型肉食獣のいる施設が四つある。
 トラやヒョウ、クマのいる猛獣館。ライオンのいるサバンナエリア。元々私が主に担当していた「オオカミの森」。
 そして、今日から新しく手伝うことになった「セイバーマウンテン」。
 セイバーとは剣。剣の牙を持つ猛獣、セイバートゥースド・キャット、またはサーベルタイガーこと、スミロドン・ファタリスの暮らす施設である。
 セイバーマウンテンは大きな箱庭だ。コンクリートとアクリルガラスでできた観察舎の中に、カナダの広大な野山を思わせる、草や灌木が茂りモミの木が並ぶ広い斜面が作ってある。
 すでに夏のような陽気に乗じて草木は青々としているが、上にはあまり日差しが強くなりすぎないよう、黒い網状のカーテンがかかっている。
 今私は、斜面の上から全体をほとんど死角なしに見下ろすことのできる、管理用観察窓を覗いている。
 ここが群れを見守るのに最適なことを知っているのだろう。群れのリーダーに当たる雌雄も窓のすぐ近くに寝そべっていた。
 雌のエム、雄のヘンリー。どちらも十七歳、国内のスミロドンの中でも特に高齢だ。
「どう?」
 元からスミロドンを担当している荻野目さんが声をかけてきた。
 飼育員は担当動物に似るというが、荻野目さんはオオカミのようにすらりとした女性である。
 それがスミロドンとは対照的に見えた。
「すごい体格ですね」
 肉食獣の飼育員は、対象の動物が恐ろしいという感覚を忘れてはいけない。それこそが万一の場合を想定して事故を防ぐのになにより必要なものだ。
 エムもヘンリーも全長や高さはライオンに匹敵する上、肉付きではライオンをはるかにしのぐ。ヒグマを思わせる太い腕、どっしりとした足。細かい斑点のある、しなやかというより屈強な胴体。
 スミロドンはいかにも恐るべき肉食獣だ。そう、恐ろしいと思わずにいられるものか。
 たとえ顔付きがどんなにユニークでも、である。
 額から鼻先まで一直線に続く上面のスロープはネコ科離れして、おかしな連想だが、むしろカピバラのようだ。耳は小さく、先っぽに毛の房が生えている。
 なにより口元だ。
 口の先は高く、顎が前のほうだけすごく分厚いように見える。しゃくれていると言ってもいい。
 ウィスカーパッド、ネコ好きの人が鼻タブと呼ぶ部分だが、そこが左右斜め下に伸びて、歌舞伎役者のイラストのようなものすごいへの字口になっている。
 いいや、決して笑ってはいけない。なにしろこの鼻タブと顎にこそスミロドンの最大の武器が収まっているのだから。
 エムが頭を持ち上げ、ネコ科然としたあくびを始めた。
 への字だった唇の肉が大幅に引き縮められ、白々としたものが露わになる。
 三日月型をした二振りの剣。長大な上顎の牙である。
 二秒ほどしか見えなかったが、弧の内側にある刃が透けるほど鋭いのが分かった。
「見た?」
「はい」
 牙は再び、驚くほどきちんとエムの口に収められた。
 この牙は恐ろしいものであると同時に、顔付きとは違った意味でユニークなものでもある。こんな長い牙を持った肉食獣は現在はいないのだから。
「あっ、あれ」
 荻野目さんが今度は斜面の中腹に注意を促した。
 そこにいたのは四頭ものスミロドンである。二頭は明らかにまだ子供で、顎も高くなっていない。
 成獣のほうはエムとヘンリーの娘であるドロシー、他の動物園から来た同じく雌のグリンダ。
 二頭の子供、ジークとオズマは、ドロシーの弟であるトトとグリンダの間にできた子供だ。トトは離れたところに寝ている。
 横になったドロシーにジークとオズマがじゃれついている。オズマは肩のあたりによじ登り、ジークはドロシーの不釣り合いなほど短い尻尾がぴょこぴょこ揺れるのを捕まえようとしている。グリンダは子供達がふざけすぎないよう見張っているようだ。
 飼育下にある肉食獣の群れの、なんとのどかで朗らかに見えることか。
 このくらいで揺らぐ安全意識ではない。こんなのはオオカミでだって飽きるほど見ている。恐ろしい存在であるということを決してひとときも忘れたりするものか。
 かといって。
「可愛いと思っちゃいけないというわけでも……、」
「ない、と」
 牙の収まったへの字口と同じだ。
 恐ろしいと同時に、魅力的であるということも忘れてはいけない。
 お客さんに安心してスミロドンを見てもらい、楽しんでもらうためだ。
 それに、愛情を持つことは大前提である。

 閉園後、セイバーマウンテンの事務所にて。
 荻野目さんの案内でマニュアルと実際の施設を一通り見比べて周り、スミロドンを担当するに当たっての知識はすっかり頭に入った。
「このマニュアル、すごくよくできてますね」
「そうでしょ」
 私は感心してマニュアルを見直していた。荻野目さんもなにか自慢気に微笑んでいる。
 背表紙のあるきちんとした冊子で、スミロドンに関する基礎知識から現場での手順、緊急時の対処まで、図解や写真もふんだんに用いて、実践的に解説されている。
 しかしこの図解、絵柄がやや欧米的だ。この動物園で作られたのではないのか。
 なんとなくひっくり返して裏表紙を見ると、うっすら見覚えのあるマークが中心に付いていた。
 円の中に正面を向いて鋭い目をしたスミロドンの顔が描かれている。ただし、向かって右半分は頭骨がむき出しだ。長い牙が白く伸びている。
 その周囲には、「World Saber-Tooth Association」の文字。
 顔を上げると荻野目さんは正面に立っていた。
「ようこそ、世界剣歯協会へ。これで篠原さんも世界剣歯協会の一員だよ」
「けんし……、ああ、剣歯虎(けんしこ)のけんしですね」
 私の返事は荻野目さんの苦笑を買った。
「剣歯猫(けんしびょう)ね」
 スミロドンの仲間はサーベルタイガーと呼ばれていたが、ネコ科だというだけでトラとはあまり関係がないのだ。
 さらに剣歯猫と言えば、スミロドンだけでなく世界中の近縁種も含まれる。
「大型動物の飼育には広範囲の協力体制が欠かせないから、種ごとに世界的なネットワークがあるのも普通だよね」
「オオカミもそうです」
「うん。しかも剣歯猫は一見今の猛獣に似てるけど謎が多いの。長い牙を使ってどうやって狩りをしたのか、仕留めた獲物をどうやって食べたのか、群れの構成、他の肉食獣とのライバル関係、研究しないといけないことが山ほどあって。でもその研究って動物園でやるしかないからね」
「それで、協会がマニュアルを作ってるんですね」
 すると荻野目さんは机の上から本を手に取った。ハードカバーで、やや分厚い。
 タイトルは「剣の謎を追って」。協会が出している本のようだ。
「最低限の群れの規模とか施設の環境とかも定めてるし、血統管理もやってる。それと基準に満たない施設の援助とか、工夫の共有、化石からの検証も……、」
 グオオ、と声が聞こえ、私達は同時にスミロドンの寝部屋があるほうに振り向いた。
 特に問題があるわけではなさそうだったが、セイバーマウンテンの建物にいる間は話をしていても意識がスミロドン達のほうに向いているのだった。
「まあ、協会の活動のことはこれを読んでもらえばいいから。そのくらいのことはお客さんに説明できるようになってほしいしね」
 私はその本を受け取ったが、手にずっしりとくる感触に、いつ読み終わるやらと不安を誘われた。

 しかしものの二日で読み終わってしまったではないか。
 その翌朝、日曜日。
「荻野目さん!本、面白かったです!」
「あっ、ああ、本?」
 更衣室に入ってきた荻野目さんに飛びつくように感想を言おうとして、面食らわせてしまったようだ。
「すみません。協会の本のことです」
「もう読み終わったの?」
「すごく面白かったので。あんなに協力体制ができてて研究が進んでるなんて。どうりでセイバーマウンテンは充実してるなって思いました」
 荻野目さんは嬉しそうに笑った。
「今日もあれがあるもんね」
「セイバーチャレンジですね!」
 毎週日曜日になると、スミロドン達には特別な給餌を行う。それがセイバーチャレンジだ。
 特に多くのお客さんが訪れる園内。
 通常の業務を済ませると私達はイベントの準備を進めた。
 放飼場には飼育員用とスミロドン用の他にもう一つ入り口がある。その裏に、イベントの主役が待機している。
 人の背丈ほどもある、茶色をした分厚いビニール生地に覆われた円筒の物体。
 一見サンドバッグのように見えるこれは、協会が開発した「スマイルタワーVer3.1」、スミロドンの研究と暮らしの充実に必要な装置である。
 オオカミ担当としてこれをどれだけうらやましく思ったことか。早くスミロドン以外にも応用されてほしい。
 私達はタワーの上面に大きなウマの後ろ脚の肉を二本載せた。
 さらに荻野目さんが冷蔵庫から白く半透明な紐の束を取り出す。ケーシング、本来はフランクフルトの皮として使うコラーゲンで出来た長いチューブである。
 これを、タワーに肉を縛り付けるのに使う。牙や爪を引っかけても切れ端を飲み込んでも、ロープよりずっと安全だ。
 午後一時、イベントの時間になった。
 集まったお客さんのざわめきや、解説担当のスタッフが案内する声が聞こえてくる。
 タワーと作業スペースを区切る内扉を閉め、管理用観察窓へ。
 状況を察した五頭の成獣達が、斜面の下を向いて集まっている。その向こうのアクリル窓にはお客さんの姿がある。
 そしてスミロドン達とお客さんの間には、スマイルタワーのレールが巧妙に隠されている。
 私達は安全を充分に確認し合った。
「スマイルタワー、発進!」
 荻野目さんがタブレットを操作すると扉が開き、スマイルタワーが場内に姿を現す。
 動物園の設備らしからぬ姿に、お客さん達からどよめきが上がる。
 しかしスミロドン達は慌てて動くことはない。
 馬肉を載せたタワーがじりじりと近付いてくるのを、五頭とも茂みに隠れて待ち構えている。
 一番大胆なドロシーが最前列、続いてトトとグリンダ。エムとヘンリーは若者達をバックアップするように後ろに控えている。
 国内最年長級のカップルが率いるだけあって、彼らの「狩りごっこ」の腕はかなり熟達している。こちらも難易度高めの操作手順で彼らを迎え撃つ。
 タワーがレールの三分の一ほどまで進んだところで、ドロシーがわずかに身を乗り出した。
 荻野目さんの持つタブレットにはタワーに備えられたカメラからの映像が映っている。ドロシーは獲物から身を隠せていない。
「ペナルティ」
 荻野目さんはタワーの速度を一段階上げた。
 タワーはすすすとドロシーの前を通り過ぎていく。マニュアルどおりの操作なので手加減などない。
 そこにトトとグリンダが躍り上がった。
 荻野目さんもすかさずタワーの速度を最大にするが、二つの巨体が意外な速さで飛び出すのを振り切ることができない。
 トトとグリンダはタワーの「首」を剛腕と爪でしっかりと捕まえた。
 するとタワーは、二頭のほうに弓なりにしなっていく。
 タワーを支えているのは空気圧を利用したばねで、充分力をかければ曲げて引き倒すことができるのだ。
 ドロシーも加わって、タワーはもうびくりとも動かない。
 若者が獲物を押さえつけているうちにと老夫婦が駆け寄ってきた。
 そしてエムは、への字口を大きく開いて剣を現した。
 首を反らせ、頭ごと牙を振り下ろせば、ケーシングはあっさり切れて馬肉がどさりと落ちる。
「減圧」
 タワーの中のばねから圧縮空気が抜け、もう押さえつけなくても倒れたままになった。
 お客さんは見事なチームプレーと豪快なアクションに拍手を上げ、スミロドン達は無事獲物を得られたことを喜び合っていた。しおれたタワーはこっそりと戻っていく。
 子供達は急いで馬肉にかじりつこうとするが、うまく肉を取ることができない。
 その間にヘンリーはもう一本のウマの脚を横向きにくわえ、剣歯の刃と奥歯の間に挟んだ。これで首を横に動かせば肉が骨からこそげ取れる。
 スミロドン達に充実した暮らしをさせる手段としては、これ以上のものはない。せいぜい判定が厳密になるよう自動制御に改良するくらいだ。そのための開発も進められている。
 そして、これならチームとしての配置や動きから、獲物に飛びかかり押さえつける動作、牙を振り下ろす様子まで観察することができる。
 こんなに豊かな行動を動物から引き出せる設備はめったにない。
 しかし。
 スマイルタワーの点検をしに戻る間、私達は歩きながら話した。
「これだと本当は牙をどうやって使うかまでは分からないんですね」
「そういうこと」
 実際の獲物をあの牙でどうやって仕留めていたのか。それが今最も大きな、そして剣歯猫に関心のある皆が元から一番知りたかったことである。野生でケーシングを切っていたはずがない。
 牙の使い方を確かめるには、生きた動物の犠牲を払い、ごっこではない本当の狩りのリスクをスミロドンに課すしかない。それも一度ならず。
 ここではなく本場のアメリカで始まるのだろうけれど。
「篠原さんに来てもらうように声をかけたのはさ」
「はい」
「オオカミ担当の人がこの群れを見たら、何か新しいことができるんじゃないかって思ったんだよね。今まではネコ科中心の考えでやってたから」
 私のオオカミでの経験をスミロドンのために。
「いい群れだと思います。円満で、チームワークもあって」
「よかった」
 そう言って荻野目さんは無邪気な笑みを見せた。オオカミもこういう顔をすることがあるなと思う。
 単に飼育員として働くのはマニュアルのおかげのあってたやすい。しかし、私は私の力を、この群れと、スミロドンが好きな人々のために活かさなくては。
 まずはお客さんに説明ができるようになることだ。

 翌週の土曜。私は作業の合間に、地上のお客さん側の窓から放飼場を見ていた。
 明日は私がスマイルタワーを操作するのだ。場内の様子に慣れておきたい。
 老夫婦は奥の高み、若者と子供は斜面の中腹にあるくぼみの中、どちらも茂みの裏にいる。
 イベントのとき先陣を切るドロシーからタワーはどのように見えるだろうか。トトとグリンダが隠れるのはあそこか。エムとヘンリーは向こうだ。植え込みの位置を変えてやると変化が付けられていいだろうな。
 考えながら見ている私のそばを親子連れが通り過ぎると思ったら、小さな娘さんが話しかけてきた。
「おねえさん、どうぶついないね」
「こら、お姉さん忙しいんだから。すみません」
「いえ!」
 娘さんを引っ込めようとするお母さんを、私は逆に手の平を見せて制止した。
「皆さんと動物の話をするのも仕事ですから」
 私はしゃがんで娘さんと目線の高さを揃えた。なるほど、くぼみの中のスミロドンはこの高さからはあまり見えない。
「スミロドンっていう動物が真ん中に隠れてますよ。あの小さい木の裏です」
「なんでかくれてるの?」
 これにはオオカミのときから用意していた答えがある。
「それは、ここがスミロドンのずっと住んでるおうちだからです。大抵のことは普段どおりだからいちいち見に行かずにのんびりしていようと思って、静かなところにいるんですね。子供はよく動くから見付けやすいですよ。ほら」
 見ているとたまにジークとオズマが転げ出したり、ドロシーの上に乗っかって頭を見せたりする。
「かわいい!」
 お母さんも娘さんを抱え上げて茂みの向こうが見えやすいようにしてあげた。
 そうしているうちに、エムが斜面を降りてきた。真っ直ぐ私のほうに向かってくる。
 さらに、それを見たトトまで合流してこっちを目指してきた。
 その狙いが目つきで察せられる。私を飼育員と認識して、何かするに違いないと気にかけて様子を見にきたのだ。
 二頭は少し離れたところに腰を下ろした。目はこちらを見つめている。
 エムとトトにとって私はもうスミロドンの飼育員なのだ。
 ごめんね、餌の時間じゃないよ。私を飼育員って認めてくれてありがとう。
 もちろん個人的な喜びにひたっている場合ではない。
「あれは子供達のおばあちゃんとお父さんです」
 へえ、と声が上がる。
 さっきの親子の他にも、周りにはお客さんが集まってきていた。イベントはないものの土曜だけあってけっこうな人出であった。
 若いカップルがエムとトトを指差して盛り上がっていた。
「すげーマッチョ!ライオンよりいかちいんだけど!」
「顔のほうがやばいって!顔!」
「マジだ!すげーしゃくれ!」
 私は急いでスマホを操作して動画を用意し、そのカップルに見せてみた。
「あの顔の中に長い牙が収まってるんですよ」
 画面の中であくびをするヘンリーを、そして露わになる剣歯を見て、カップルは揃って目を丸くした。
「うわやっべー!」
「え、こんな長い牙邪魔じゃない?」
「この牙の秘密が知りたくて、世界中で研究が進められているんです。こうやって骨付き肉を噛んで、焼き鳥みたいにして肉をはぎ取るところはよく見るんですけど」
 私は手振りを交え、食事中のエムの写真もスマホに映して周りのお客さんに見せた。
「狩りのときにどうやって牙を使うかを知るには、今後の計画次第なんですけど、生きた動物を襲わせ……」
 カップル含めお客さんの顔が曇った。
「……るのは難しいので、えー、例えば、そうですね、すごく大きくて皮が分厚いハムとか作って……、どうやって牙で皮を切って中身を食べるか観察するとか、してみたいですねー」
 完全にとっさの思い付きを口にしただけであった。
 しかしお客さんは感心して聞いてくれたようだ。怖い思いを払拭できてよかった。
 ほっとして次の作業に移ろうとその場を離れると、お客さん達の陰から荻野目さんが現れた。
「説明に詰まったら助けようかと思ってたけど、心配なかったね」
「あっ、いえ、すみません」
「ん?」
「最後、勝手な思い付きになっちゃって」
「いやいや」
 荻野目さんの目がきりっと引き締まった。
「いいアイディアだよ。生きた獲物を襲わせる前に人工の餌を工夫する余地があるのは確かだね」
 そんなに真剣に扱うくらい今の思い付きを認めてくれているのか。
「皮が分厚いハムって話だったけど」
「今はケーシングを餌を固定する紐に使ってますけど、人工のケーシングだったら動物の皮みたいに分厚いのも作れるかなって」
「作れるんじゃないかな。今あるのを重ねるっていう手もあるし。協会のほうでも何かその辺のアイディアが出るかも」
 それからしばらく、作業のために移動しながら私達は今後のことを話した。
 スミロドンの本当の恐ろしさと面白さを知らしめることができるまで、案外早いかもしれない。
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